粘土瓦の産地
一昔は流通が乏しかったこともあり、粘土が取れる場所には必ずと言って良いほど瓦の製造場所がありましたが、車などの運搬手段が発達した現代では限られたところで製造されています。
有名な日本の産地は、愛媛や島根などが挙げられますが、朝鮮半島から瓦が伝来してからは、本瓦葺きと言って平瓦と丸瓦を規則的に並べて葺いていました。
この方法は、重量がかさむために建物の構造がしっかりしていないと崩れてしまうため、寺院や城にしか使われませんでした。
江戸時代には、平瓦と丸瓦を混合させた桟瓦が発明され、本瓦葺きに対して軽量で安くなったため、庶民の家でも使えるようになり今に至ります。
太陽光発電システムの施工にあたっては、太陽電池モジュールを搭載する屋根の構造を知っておく必要があり、昔ながらの日本の伝統的な在来工法を代表例としてあげます。
在来工法では、屋根荷重を支える小屋組みと、その荷重を基礎に伝える軸組みから構成されています。
設置される太陽電池モジュールの荷重も小屋組みから軸組み、そして基礎へと荷重が伝えられ、続いて、太陽電池モジュールを設置する場所である屋根材の下の部分ですが、垂木の上に野地板があり、その上に防水のために付けられている下葺材があります。
一般的には、野地板に金具を固定して、その金具に太陽電池モジュールを固定するのですが、太陽電池モジュールが強風などに耐えられるように、野地板の種類や板の厚さ、垂木の断面寸法などに条件が付いていますので注意して下さい。
このような制約条件は太陽光発電システムメーカーによって異なりますので、ご自宅の建物状況を確認する必要があります。
在来工法ではなく、工業化住宅や鉄筋コンクリート住宅、壁で荷重を支えるツーバイフォーの住宅などは独自の設計が行われていますので、それぞれの住宅メーカーに問い合わせ指示に従う必要があります。
質量に注目すると、メーカーによって異なりますがモジュール1枚当たり15kg前後ですが、これも自宅の状況をチェックして、各メーカーに問い合わせるのが良いです。
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